しじみで癌予防

しじみは健康に効果的ですが、その効果の一つとしてガンの予防効果があります。
ガンに関する効果的なものといえば、抗ガン剤が広く知られています。
しかし、しじみによるガンへの予防効果というのはあまり知られていません。
では、どのように効果が生じるのでしょうか。
今回は、そのことについてご紹介します。

しじみでガン予防をする

抗ガン剤の効果とどう違うのか

ガンの患者さんの多くが使用するものとして知られているのが抗ガン剤ですが、しじみによりガンの予防効果を得ることとどう違うのでしょうか。
それは、抗ガン剤はすでにガンを発症した場合に、ガン細胞の増殖や成長、転移などを防ぐために使うものです。
つまり、発症後に使うというわけです。
それに対して、しじみを用いる場合は「予防効果がある」という文面からわかるように、ガンの発症リスクを抑える目的で用いるのが効果的なのです。
つまり、発症前(健康な状態)で使うというわけです。

しじみがどのように効果を発揮するのか

気になるのは、「しじみがどのようにガン予防の効果をもたらすのか」ということでしょう。
その1つが、免疫力の維持効果です。
ガンを予防するには、他の病気と同様に免疫力が低下した状態ではなく、万全にしておく必要があります。
免疫力の維持には、ミネラルの十分な摂取が必要です。
しじみにはビタミンB12、鉄、カルシウムなどが含まれており、これらの総称がミネラルです。
これらが不足した状態になると、カルシウムの場合は神経の伝達機能を正常に保ちにくくなるためイライラ感が起きやすくなり、ストレスを蓄積させてしまいます。
鉄分であれば、血液による酸素の全身への運搬が不十分となり、それにより白血球をはじめとする病原体への対処の力が弱くなってしまいます。
ビタミンB12であれば、赤血球を作り出すはたらきがあるので、不足すれば赤血球も減少していくので貧血を引き起こし、神経に異常をきたします。
このように、ミネラルはどれが不足しても体の健康を保つことができません。
逆に、体の健康をミネラルの十分な摂取により守り万全にすることができるので、免疫力の維持効果となるのです。
これにより、ガンの発症リスクを抑える予防効果となります。

しじみの継続摂取でガンを防ごう

しじみによるガン予防効果は、今回ご紹介したようにミネラルが豊富に含まれているからこそ実現しているのです。
ただ1度摂取すれば永続的に効果を得られるというわけではなく、継続して長期的に摂取することで得ることができます。
なので、味噌汁やパスタ、おつまみ、サプリメントなどで飽きが来ないように工夫しながら、継続してしじみを摂取していきましょう。
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