しじみとスポーツ

しじみは様々な効果をもたらすため、摂取する目的も人それぞれです。
ダイエット目的や二日酔い対策などが代表的ですが、スポーツをする人にも効果的です。
というのも、しじみに含まれるオルニチンが関係しています。
今回は、しじみとスポーツについて、その関係などについての詳細をご紹介します。

しじみとスポーツ

オルニチンがカギとなる

先述のように、しじみの何がスポーツに関係するかというと、「オルニチン」です。
オルニチンはアミノ酸の一種で、しじみ100グラムあたりで15ミリグラムほど含まれています。
他のキハダマグロなどの比較的オルニチンが多く含まれている食品でも10ミリグラム程度なので、その豊富さが伺えます。
このオルニチンは、有害物質である「アンモニア」の排出を効率よく、十分に行わせるように促進する作用があります。
アンモニアが蓄積されていればいるほど、疲れやすさを感じさせてしまうので、スポーツをする面では阻害となってしまいます。
なので、オルニチンによるアンモニア解毒作用こそが疲れにくさを生み出しているのです。

摂取方法に決まりはない

しじみといえば、捕ったままの状態である生はもちろん、乾燥させたものやサプリメントなど様々な商品形態があります。
これらはどれも共通して、しじみによるオルニチンの効果を得ることができます。
例えば食事だと味噌汁1杯でしじみ(可食部)15~20個なのに対し、サプリメントだと一粒で300個、つまり15~20日分以上の量を摂取できます。
一粒あたりの量は商品によって異なる場合があるので、できるだけ購入前に確認するようにしましょう。
なので、特に「生のしじみ以外では鮮度が良くないのでNG」といった、スポーツへの効果を期待するにあたっての決まりはありません。

サプリメントがおすすめ

特に摂取方法に決まりのないしじみですが、おすすめするならサプリメントでの摂取です。
理由は、先述のように生のしじみに換算すると飽きが来てしまうほど多い量のしじみと同等の栄養素を、1回当たりの決められた個数のサプリメントを飲むだけで摂取できるからです。
また、どこにでも持ち運ぶことができるという携帯の面でも優れているので、運動の直前や直後などでも摂取ができるというように、タイミングの融通も利きます。
さらに、生のしじみのように調理をする必要がなく、手間を省くことができるのもおすすめする理由です。

自分に合った摂取方法で続けよう

スポーツをしている人は、継続している場合がほとんどでしょう。
つまり、オルニチンによる疲れにくさも継続されなければ、元の疲れやすい体に戻ってしまいます。
なので、しじみの摂取によるスポーツ面での効果を継続して得る場合には、自分にとって最も続けやすい摂取方法を選ぶのが不可欠です。
生のしじみがいいならそれで、サプリメントがいいならそれでというように、いろいろと試してみると良いでしょう。
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