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しじみとわかめの相乗効果
しじみは単体でもレシピがいくつも存在し、さらに得られる効果もたくさんあるので魅力的な食材です。しかし、しじみだけにとどまらず、わかめと一緒に摂取するという方法もあります。
しじみとわかめであれば、両者の持つ効果が合体することで相乗効果が生まれます。
今回は、しじみとわかめの相乗効果とは一体何があるかをご紹介します。
しじみとわかめの相乗効果
両者それぞれの効果は何があるか
まず、しじみとわかめのそれぞれにどんな効果があるのかをご紹介します。しじみにはオルニチンや亜鉛が豊富に含まれています。
オルニチンは肝機能の向上による体内の有毒物質であるアンモニアの排出促進効果、さらにそれによる疲労回復や睡眠の質の向上、免疫力の向上効果などがあります。
亜鉛には通称「味蕾（みらい）」という味細胞を作り出すはたらきへの促進効果があり、それにより味覚異常を防ぐことができます。
さらに、皮膚や髪の細胞へも促進作用があるので、健康的な肌や髪を作り出すことができます。
しじみだけでもこんなにも効果があります。
わかめには食物繊維が豊富に含まれています。
この食物繊維は腸のはたらきを活発化させ、さらに善玉菌を増やすはたらきによって腸内環境を整える効果があります。
これにより、スムーズな排便を行うことができるので、便秘改善効果につながります。
また、わかめにはマグネシウムやカリウムをはじめとするミネラルが豊富に含まれています。
特にカリウムはナトリウムの排出を促進することができるので、ナトリウムが持つ無駄な水分や塩分を排出することにつながります。
このはたらきにより、塩分過多による高血圧などの病気や弊害を防ぐことができます。
両者のたくさんの効果を一度に得られる
このように、しじみとわかめにはたくさんの健康への効果が含まれています。ここでご紹介した以外にも、まだまだ効果はいくつもあるので、実際には数えきれないほどの効果が秘められています。
しじみとわかめを一緒に摂取することにより、これらが一度に得られるというわけです。
代表的な相乗効果は、美容効果です。
しじみに含まれる亜鉛による健康的な肌と髪を作り出す効果と、わかめに含まれる食物繊維による便秘解消効果です。
便秘がどう亜鉛の効果と関係するのかと思われがちですが、便秘は美容効果につながるためです。
便秘が解消された健康な腸であれば、善玉菌がしっかりと過不足なく存在しており、アンモニアなどの有害物質を排出することができます。
そうすることで、血液に有害物質が取り込まれてしまうことを防ぎ、皮膚のターンオーバー、つまり生まれ変わりをスムーズに行うことができるのです。
このことから、しじみとわかめの相乗効果は、主にお肌をはじめとする美容への効果が大きいといえるのです。
味噌汁などで取り入れよう
しじみと味噌汁はスーパーなどで簡単に安価で購入でき、どちらも味噌汁の具といったように調理も簡単です。なので、だれでも実践することができます。
レシピもわかめとしじみの味噌汁にするだけで、他の献立に影響を与えることはほぼありません。
今日からでも始めることができる、とても健康的なレシピです。
