しじみのサプリメントにはどんなものがある

しじみは調理して食べることができますが、そのレシピとして多くあげられるのが味噌汁などの「汁物」です。
他の摂取方法は野菜などのように多くはありませんが、料理には大いに活用可能です。
ですが、料理以外でのしじみの摂取方法としてサプリメントがあります。
今回は、しじみのサプリメントについての詳細をご紹介します。

しじみのサプリメントにはどんなものがあるか

しじみのみを使ったタイプ

しじみのサプリメントには、あまり知られていないですが2種類のタイプがあります。
1つはしじみのみを原料としたものです。
サプリメントというと様々なものを原料として取り入れていることが多いですが、この場合は、しじみだけか、それ以外のものも含んでいたとしてもごく一部といったものです。
つまり、サプリメントの含有成分の大多数がしじみを占めているわけです。
この形式であれば、しじみを直接食べなくともそれに同等か、近い水準でしじみの栄養素を摂取することができます。
しじみにはビタミンやミネラルが含まれています。
ビタミンCを例に挙げれば、しじみには100gあたり1ミリグラムが含まれているわけですが、この値に近い量が摂取できるのです。
しじみを日常的に摂取したいけど、普通に取り入れるには飽きが来る、または面倒だといった方におすすめといえます。

しじみとそれ以外のものを使ったタイプ

もう1つのタイプとして、しじみを原料としつつ、他の原料も使用しているものです。
これは、1つ目のタイプとは異なります。
実際にあるものであれば、しじみのほかに牡蠣や肝臓エキスを使ったサプリがあります。
このタイプは、しじみ以外の原料による栄養素や効果も取り入れられるのがメリットです。
牡蠣であればタウリンが含まれており、100グラム当たりではしじみが32ミリグラムなのに対して最大で1180ミリグラムも含まれています。
このタウリンは、本来中性である体内環境を酸性にしてしまう乳酸の増加を防いでくれます。
これにより、疲れやすさの改善や脂肪肝やコレステロールの上昇を防ぐ効果が得られます。
タウリンの量は、先述の通り牡蠣がしじみに大差をつけて多く含んでいるので、この牡蠣の特性も同時に得られるというわけです。
しじみが大部分を占めるタイプのサプリメントでは得られないメリットとなっています。

自身の体質に合わせて選ぼう

今回ご紹介したように、しじみのサプリメントとひとくちに言っても特徴の大きく異なる2つのタイプがあります。
しじみはビタミンやミネラルが豊富なので、体調の面での健康のみならずお肌などの美容面での健康への効果もあります。
なので、美容を気にしがちな方はしじみが原料のほとんどか全てを占めている1つ目のタイプがおすすめといえます。
逆に、疲れやすさや肥満といった美容以外の健康の方が気になる方は、2つ目の牡蠣をはじめとする「しじみだけでは足りない栄養素も得られる」という強みがある2つ目のタイプがおすすめといえます。
このように、しじみのサプリメントは特に求めている効果がより得られる方を選ぶべきなのです。
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