しじみの冷蔵保存方法と賞味期限

しじみは生ものなので、冷蔵庫に入れて冷蔵保存するのが基本です。
しかし、あまりしじみを取り扱ったことのない方からすると、どういった方法で保存すればよいのか、さらに賞味期限からしてどれぐらい保存できるかがピンとこないことでしょう。
しじみは、適切な冷蔵保存方法と賞味期限への考慮ができていれば、安心して食べることができます。
今回は、その方法について、詳細をご紹介します。

しじみの冷蔵保存方法と賞味期限とは

冷蔵よりも冷凍が適切

食品は冷蔵庫に入れておけば問題がないように思えますが、しじみの場合は違います。
しじみは生ものなので、そうでない食品とは違って劣化が早い傾向にあります。
そこで必要なのが、冷凍庫に入れての保存方法です。
冷凍庫は冷蔵庫と違って0度を下回っています。
なので、飲み物だろうと食べ物だろうと凍って固くなります。
この環境下で保存すれば、腐敗菌の繁殖を防ぐことができるので、常温で放置するのと比べて腐敗や劣化のスピードが遅くなります。
また、賞味期限も適切に保存していることを前提として記載している場合が多いので、これもまた常温保存ではその賞味期限まで鮮度を保つことができません。
このことから、しじみの適切な保存は鮮度はもちろん、食中毒などの自身への健康をも守ることができるのです。

具体的な賞味期限はどれくらいか

しじみは賞味期限が短く、本来の常温であれば1日から2日程度しかもちません。
一方で、砂抜きをしてしっかりとジップロックなどの袋に密封した状態で冷凍した場合は、1ヶ月ほど持たせることができます。
では冷凍庫ほどの気温の低さではない冷蔵庫ではどうかというと、氷点下ではないためしじみが冷凍状態にならず、ただ冷たくなっているだけです。
なので腐敗菌が時間がたつにつれ発生していくので、賞味期限は2日程度となります。
冷凍状態になるか否かで、賞味期限、つまり保存可能な期間は大きく異なるのです。
常温より寒い冷蔵庫に入れたからといって、1週間はもつだろうといった勘違いをしないのが大切です。

しじみの保存=冷凍庫と考えるのが必須

ここまでご紹介しておわかりの通り、しじみは購入してその日のうちか次の日までにすべて消費しない限りは、冷凍庫以外に保存の選択肢がありません。
選択肢の幅が狭いので、他には方法がないといっても良いでしょう。
下処理をしたら、そのまま放置せずに冷凍庫にすぐ入れるのが不可欠です。
また、しじみは冷凍保存するとオルニチンをはじめとする栄養素が7倍ほど増加するとされています。
栄養素を重視してしじみを摂取したいという方は、忘れずにしじみの冷凍保存をするようにしましょう。
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