低脂肪であるしじみのメリット

皆さんは、しじみのカロリーや脂肪分などを気にしたことはあるでしょうか。
少なくとも「脂肪分が多く、カロリーが高い」というイメージはないことでしょう。
実際にその通りで、むしろ低脂肪・低カロリーの食材です。
では、低脂肪であるしじみにはどんなメリットがあるでしょうか。
今回はその点についての詳細をご紹介します。

低脂肪であるしじみのメリット

多く食べても肥満につながりにくい

脂肪分は肥満につながるというイメージが強く、嫌悪されている場合が多いです。
しかし、脂肪は内臓を守ったり体温の低下を防ぐはたらきがあるので、最低限は必要不可欠な存在です。
全くいらないわけではないですが、逆に摂取しすぎてしまうと同時に体の各所に付いていき、次第に肥満になっていってしまいます。
脂肪はどの食品にも基本的に含まれているので、肥満を防ぐには自己管理が必要です。
とはいっても、自己管理は容易ではないため低脂肪の食品を選んだ方が効率よく脂肪分の摂取を抑えることができます。
そこでおすすめなのがしじみです。
しじみはカロリーにして100グラム当たりで51カロリー程度です。
脂質は0.8~0.9グラム程度となっています。
多くの人が日常的にする卵と比較すると、卵黄であれば同じ100グラム当たりで33グラムにもなります。
こうして比べると、いかにしじみが低脂肪であるかが見て取れます。
このことから、しじみは肥満になりにくいといえるのです。

たんぱく質を同時に豊富に摂ることができる

食品は基本的に、たんぱく質が多ければ多いほど比例して脂肪分も多くなる傾向にあります。
たんぱく質は主に筋肉を作り出す物質として、筋力トレーニングなどで強い体作りに励む人には特に必要となるものです。
豊富なたんぱく質を含む食品を食べられれば、確かに筋力が付きやすくなります。
しかし、同時に比例して脂肪が付きやすくもなってしまいます。
筋力トレーニングをしてダイエットをしている方であれば、特に困った問題となるでしょう。
ここで助けとなるのがしじみです。
しじみは低脂肪であるにも関わらず、たんぱく質が豊富に含まれています。
先ほどと同じように卵で比較すると、100グラム当たりで7グラムですが、しじみは6グラムと、肩を並べているといってもいいほどの量です。
このことから、しじみを摂取すれば強い体作りに必要なたんぱく質をしっかり摂取できると同時に、余分な脂肪分をも摂取せずに済むのです。

どんな形態でも良いのでしじみの摂取がおすすめ

ここでご紹介したように、しじみは他の食品とは違う大きなメリットを秘めています。
なので、日常的にしじみを摂取するのがおすすめです。
新鮮さを持つ生のしじみを取り入れれば、人工添加物などの阻害なく自然な状態で摂取できます。
しかし、サプリメントや加工品などでも簡単に摂取ができるので、よほど鮮度や本来の栄養素の状態などにこだわらない限りはどんな形態であってもしじみを摂取するのがおすすめです。
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