輸入されるしじみの原産国

しじみは幅広く料理に利用されているため、スーパーをはじめとする小売店で簡単に購入することができます。
世に広く知られ普及している分需要があり、国内産のみならず輸入されてきた外国産のしじみもあります。
同じしじみなので、産地を気にすることなく購入する方が多いことでしょう。
今回は、海外から輸入されてくるしじみの原産国についての詳細をご紹介します。
今後のしじみ選びの参考にしてみてください。

しじみはいろいろな原産国がある

日本では周辺諸国からが多い

日本に輸入品として入ってくるしじみは、韓国や中国、台湾、ロシアが多くなっています。
ここから見てわかるように、日本の周辺諸国から入ってきています。
国内産のしじみも全国各地で捕ることができますが、輸入も合わせてたくさんの量のしじみが出回っているのです。

原産国ごとに違いがあるのか

先ほど挙げたように、しじみが捕れる国はたくさんあるので、離れた場所同士では大きな違いがあるように思えます。
しかし、実際にはしじみを口にした誰しもが違いをはっきりと見つけられるほどに大きく異なってはいません。
味は淡水を中心に育ったしじみの方が薄く、海水を中心に育ったものは濃い傾向にありますが、合う合わないという感覚が生まれるほどではありません。
よほど味の濃さに敏感で好みのある方でない限り、特に原産国を気にする必要はないでしょう。

DNAにも違いがある

しじみというくくりではどの原産国でも同じですが、見た目には気づかれないわずかな違いがあります。
その違いというのが、DNAです。
どの生物にも存在するものですが、しじみに関しては見た目や味が大きく異なる結果になるほどの効果はありません。
塩基配列などが若干異なる程度なので、DNAはしじみ選びで考える必要はないでしょう。

より鮮度を求めるなら国産にするべき

どんな食べ物でも鮮度の高さを求める人が多いでしょう。
中でも、しじみをはじめとする貝類は生ものなので、鮮度が悪ければ味の良さも期待できなくなることから、この点は気にしておきたいところです。
しじみは外国産のものでも良いものやそうでないものがあり、一概に国産と比較して良い悪いを言うことはできません。
しかし、やはり傾向としては外国産よりも国産のしじみの方が、捕ってから市場に早く出すことができるので鮮度が高いものが多いといえます。
なので、他の人よりも鮮度の高さを気にする方は、できるだけ外国産のしじみは避けた方が良いといえます。
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