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インスタントのしじみの味噌汁でも効果は同じ？
しじみは味噌汁で摂取する場合が多く、そのことからインスタントの味噌汁も市販されています。インスタントの食品は添加物が含まれている場合が多いので、効果が薄いと偏見を持たれがちです。
実際にはどうなのでしょうか。
今回は、インスタントのしじみの効果についてご紹介します。
インスタントのしじみのみそ汁でも効果は同じなのか
インスタントの方が効果が薄い場合は少ない
意外なことに、インスタントのしじみの味噌汁はインスタントでないものと同等かそれ以上の効果があります。しじみは1つ1つが小さいので、味噌汁1杯で30個あまりのしじみを使うのが一般的です。
ここで比較するのにわかりやすいのが、インスタントのしじみの味噌汁に記載されていることの多い「しじみ〇個分」というものです。
メーカーが宣伝文句として表示することが多いのですが、インスタントの味噌汁ならメーカーによるものの50個やそれ以上に及ぶしじみを使っていることがあります。
しじみはビタミンやミネラルを多く含んでいることから、1杯あたりで少しでも多く含まれている方が効果が高いといえます。
なので、単純に普通のしじみの味噌汁よりもたくさんしじみを使っていることの多いインスタントのものの方が、得られる効果が高いというわけです。
形態によって栄養分の状態が違う
ひとくちにインスタントのしじみの味噌汁といっても、その形態は1つではありません。粉末や凝縮している乾燥したタイプと、すでに味噌の状態となっている生のタイプがあります。
両者を比較すると、本来の味噌汁の姿からよりかけ離れている乾燥タイプの方が添加物などが多く含まれているように思えますが、そうではありません。
実際には生のタイプの方が、添加物が多く含まれています。
というのも、水分を含んだ生の状態の方が劣化や酸化が進みやすく、保存料などを使う必要性が高いからです。
また、製造過程で加熱処理をして殺菌するので、特に熱に弱いビタミンCをはじめとするビタミン類はその時点で含有量が減ってしまっています。
なので、比較すると乾燥タイプの方が多く栄養を摂取することができるのです。
効果はほぼ同じなので、好きな方を選ぶべき
今回ご紹介したように、しじみの味噌汁はインスタントの方がしじみの含有量が多いため、効果は高いといえます。しかし、普通の味噌汁と大差が生じているわけではないので、効果も同じく大差まではないといえます。
つまり、どちらを選んでも損はないといえるのです。
添加物が人一倍心配で、できるだけ取り入れないようにしたい方であれば、一般的な生のしじみと味噌で作る方法をとれば添加物を摂取せずに済むのでおすすめです。
逆に、添加物はそこまで気にしておらず、手間を省いて簡単に作りたいという方はインスタントのもので良いでしょう。
このように、しじみの味噌汁はインスタントのものでも同等の効果が得られるため、選択の幅が広くなっているのです。
