しじみとビールの相性は

現代では、しじみの摂取方法は多岐にわたっています。
料理として見れば味噌汁以外にあまり浮かびにくい方も多いかもしれませんが、実際にはここでもバリエーションが豊かです。
そのため、近年ではビールをはじめとするお酒とともに食べるという機会も生まれてきています。
では、しじみとビールの相性はどうなのでしょうか。
今回は、その詳細についてご紹介します。

しじみとビールの相性は

おつまみを中心に相性抜群

しじみとビールの相性を味の観点から見ると、良いといえます。
どの料理もというわけではなく、おつまみのしじみが特に良いでしょう。
というのも、おつまみとして加工されたものであれば乾燥させた珍味になっているため、スルメイカやタラの珍味と同様に素朴な素材の味を楽しむことができるからです。
様々なメーカーから販売がされており、乾燥させただけのものが大部分ですが、中には乾燥して焼いたおつまみのしじみもあります。
素材そのものの味わいのみならず、焼きしじみであればさらに味わい深さを楽しむことができ、ビールが進みやすくなるといえます。
気になるのが価格ですが、100グラム程度で1パックとなっていることが多く、300~500円ほどとなっています。
複数個のパックでまとめて購入すると、さらに数十円~100円程度お得に購入できる場合もあります。
おつまみとともにビールを飲むことが頻繁にあるという方は、まとめ買いがおすすめです。

二日酔いも抑制してくれる

味の相性は良いといえますが、健康面での良し悪しが気になる方も多いことでしょう。
実は、飲酒をした際に付きまとう二日酔いを抑制する効果があるので、良いといえます。
ビールをはじめとするお酒を飲むと、肝臓でアルコールが分解され「アセトアルデヒド」という物質ができます。
この処理がしきれなくなると血液中での濃度が高くなり、吐き気や頭痛などの症状が現れます。
しかし、しじみはオルニチンというアミノ酸を多く含んでいるので、この物質のはたらきでアセトアルデヒドの処理を促進してくれます。
すると血液中の濃度も上昇しないので、二日酔いを起こりにくくしてくれるのです。
味を楽しむことができるだけでなく、このようにビールを飲んだ際にありがちな問題にも効果的なのです。

ビールのお供は脂っこいものよりしじみを

今回ご紹介したように、しじみはおつまみの一種でもありながら一石二鳥といえる役割を持っています。
ビールのお供であれば、から揚げなどの脂っこいものも人気です。
しかし、そういったものは油分が多く肥満の原因となりやすいため、できる範囲でもしじみに置き換えた方が肥満や二日酔い防止につながります。
なので、ビールのお供は脂っこいものよりもしじみを選ぶようにしてみましょう。
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