しじみと梅干しの相乗効果

しじみと梅干しは、どちらもスーパーなどの小売店で簡単に入手が可能な食材です。
しじみは健康面で良い効果がたくさんありますが、梅干しについてはおいしさ以外ではあまり知られていることは多くありません。
しかし、この二つを取り入れることによって、相乗効果が生まれて健康な体作りに役立ちます。
今回は、しじみと梅干しの相乗効果についての詳細をご紹介します。

しじみと梅干しの相乗効果とは

それぞれどんな効果があるか

まず、しじみと梅干しのそれぞれにどんな効果があるかをお話しします。
しじみはオルニチンが豊富に含まれており、100グラム当たりで10から15ミリグラムとなっています。
チーズで8ミリグラムほど、キハダマグロで7ミリグラム程度なので、しじみにおけるオルニチンの豊富さが見て取ることができます。
オルニチンは体内の不要物であるアンモニアを効率よく排出するはたらきを持ち、それにより肝臓の健康と丈夫さを実現します。
肝臓が不健康な状態では、脂肪肝をはじめとする肝機能の問題が生じ、疲れやすさや肩こりなどが起きやすくなります。
しかし、オルニチンによってこういった問題を防ぐことができるのです。

次に、梅干しについてです。
梅干しは酸っぱいという味についての印象ばかりが強いですが、有機酸というものの効果が期待できます。
有機酸は有機化合物のうちの酸の性質を持つ物質のことです。
この有機酸は肝臓の肝機能を高める作用があります。
肝機能が高まるということは、肝臓が健康かつ丈夫になっているということなので、これもまた脂肪肝などの症状による疲れやすさ等を防ぐことができます。

両者ともに肝臓に効果がある

ここまででご紹介したように、しじみと梅干しはどちらも肝臓の健康と丈夫さを実現するはたらきを持っています。
どちらも体の同じ部位に効果があるということは、両者をともに摂取することにより、得られる肝臓への効果が大きくなるというわけです。
これこそが、しじみと梅干しによる相乗効果なのです。
どちらか片方だけを摂取するよりも、脂肪肝などの様々な肝臓病へのリスクを大きく下げることができます。
効果を確かなものにするには、継続していくのが重要です。
なので、食事はしじみの味噌汁と梅干しをごはんとともに食べるなどのレシピを頻繁に取り入れるのが気軽で良いでしょう。

気軽さが魅力なので、実践するべき

しじみと梅干しは、どちらも簡単に安価で購入が可能で、さらにレシピもアレンジが可能です。
このように気軽さが大きな魅力となっているので、少しずつでも継続を目指して取り入れてみるのがおすすめです。
しじみは下処理が必要なので、頻繁に摂取するのが面倒に感じる方もいることでしょう。
そんな場合は、しじみを生のものではなく加工品やサプリメントで摂取するのも手です。
サプリメントであれば、毎日食べるには多くて難しい量のしじみの栄養素を簡単に摂取することができます。
そこに梅干しを食事で取り入れるようにすれば、それでも相乗効果を期待することができます。
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