しじみに含まれるグリコーゲン

グリコーゲンというものはあまりメジャーな存在ではありませんが、誰しもがどこかで1度はその名を見聞きしたことがあるでしょう。
これは人体の様々なところに効果をもたらし、大まかにいえば健康的な生活を送れるようにする効果があります。
これはしじみにも含まれているので、味噌汁などで手軽に摂取することができます。
今回は、しじみに含まれているグリコーゲンについてご紹介します。

しじみに含まれているグリコーゲンとは

糖の一種

グリコーゲンとはブドウ糖がたくさん組み合わされてできたものです。
グリコーゲンの含有量をグラムで表したデータは少ないですが、おおむね100グラム当たりで3グラムほど含まれています。
この含有量は、しじみを加工品として販売する際の基準とされているからいえるのです。
JHFA基準というものにより決められており、販売するにあたってはこの基準を満たさなければならないことになっています。
グリコーゲンは糖質のみなもとで、糖質そのものは1日で250グラム程度必要となります。
しじみを100グラム摂取してもグリコーゲン、つまり糖は3グラム程度なので、しじみだけでは1日で必要量な糖分の大部分を占めることはできません。
逆にいえば、糖質は先述の必要量を超えるほどに肥満へのリスクが高まるので、しじみの摂取だけでは肥満につながることは到底ないわけです。

しじみに含まれるグリコーゲンの効果とは

グリコーゲンの代表的な効果として、疲労回復効果があります。
グリコーゲンは摂取後に体内に貯蔵し、体を動かす筋肉の動力源となります。
この動力源が足りなくなる、つまりグリコーゲンが不足すると十分に筋肉がはたらきにくくなり、負荷がかかりやすくなってしまうことにより疲労が生じます。
さらに、その疲労回復もグリコーゲン、つまり糖質の役割なので、ここでも必要となります。
このことから、十分なグリコーゲンの摂取は疲労回復につながるとされています。

しじみを取り入れたバランスの良い食事が大切

先述のように、しじみを無理のない程度の量で摂取しただけでは、1日分のグリコーゲンは摂取できません。
グリコーゲンは米をはじめとするほとんどの食べ物に含まれているため、それらからも摂取できます。
米1杯からだと、グリコーゲンを含む55グラム程度の糖質が摂取できます。
つまり、バランスの良い食事を摂りつつしじみを摂取していけば、お菓子などの食べすぎによる糖質の過多が原因の肥満といったほどの糖質を摂取せずに済むのです。
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