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しじみの摂取制限がある場合とは
しじみは健康食品としても存在していることから、健康に効果的なのは想像に難くないでしょう。なので積極的に食べたいところですが、実は摂取制限をしなければならない人もいます。
今回は、しじみの摂取制限とは何かについて、詳細をご紹介します。
しじみの摂取制限とは
肝疾患を持つ人が対象
しじみの摂取制限といっても、誰しもが当てはまるわけではありません。脂肪性肝炎や慢性肝炎などの、肝臓に疾患を抱えている人がその対象となります。
通院をするほどの重い疾患を持っていなくても、比較的肝臓が弱く、異常が起こりやすいという人も例外ではないでしょう。
鉄分が原因
何がしじみの摂取制限をさせているのかというと、しじみに含まれている「鉄分」です。鉄分の摂取は、貧血予防や疲労回復といった効果があるため、積極的な摂取が好ましいとされています。
しかし、肝疾患を抱えている人がそうでない人と同じように摂取すると、体内での鉄分の量の調節ができていないことから、蓄積しすぎてしまうことになります。
そうなると、下痢や腹痛、吐血といった鉄分過剰摂取による症状が起きる危険性があります。
鉄分の摂取量は
鉄分の1日の摂取量は、男性では7ミリグラム程度、女性では10ミリグラム程度とされています。これらは特に肝疾患などを抱えていない人の量です。
逆に、肝疾患を抱えている人は6ミリグラム程度に抑えるべきとされています。
この範囲を守ったからといって安全が保障されるとは限りませんが、少なくとも過剰摂取を防ぐには大いに役立つデータといえるでしょう。
症状をできるだけ起こさないために
肝疾患を抱えているからといって、絶対にしじみを摂取してはいけないというわけではありません。鉄分が多く含まれている分、摂取しても良い量が少なくなっているのです。
なので、しじみを用いたレシピはできるだけ避けておくか、材料としての量をあらかじめ減らしておくようにしましょう。
また、しじみを含む食品のすべてに「しじみの摂取制限がある場合~」と注意書きをされているとも限りません。
特に気にせず口にするのは安全性に欠けるので、そんな時は「しじみの〇〇」といったしじみ中心のものではなく、一部にしじみが使われている程度のものを選んだ方が安全といえます。