しじみを洋食へも活用

しじみは昔から味噌汁に用いられることが多かったこともあり、「しじみ=味噌汁」というイメージが広く浸透しています。
味噌汁以外に使い道がないと認識している方も珍しくないことでしょう。
しかし実際にはそうではなく、和食の一部である味噌汁以外にも、洋食のレシピにも用いることができます。
今回は、しじみの洋食への活用についてご紹介します。

しじみを洋食へも活用

レシピはたくさんある

洋食としてしじみを活用するにあたって、どんなレシピがあるかを一部ご紹介します。
特に手軽といえるのが、パスタです。
パスタの中でも様々なレシピがあるので作り方は多少異なりますが、味のメインとなる具やソースにしじみを追加するだけでできてしまいます。
パスタのレシピによってはしじみの味と合わない場合もありますが、おすすめしないといえるほどに合わないものは特にありません。
しじみの味は濃く特徴が強く存在しているというわけではなく、薄味ともいえるのでミートソースやナポリタンに用いても良いでしょう。
逆に、比較的味が合うといえるのはバターや醤油、魚介類などを用いるタイプのものです。
ワインなどと合い、それらとの組み合わせを楽しむ場合が多いですが、そういったタイプのパスタであれば魚介類が中心なので、しじみも自然となじみやすくなっているのでおすすめです。

飽きがすぐ来ないのがメリット

一般的なしじみの摂取方法といえば、やはり味噌汁です。
しかし、味噌汁であれば決まって味噌の味がするので、毎日のように取り入れるには飽きがすぐ来てしまいがちです。
一方で、洋食でしじみを摂取するとなれば料理の複数の材料の一つとなるので、まったく違う料理としてもしじみが摂取できます。
先述のようなパスタとして摂取した次はパエリア、さらにその次は鍋というように、ベースの味がそれぞれ違います。
こうして同じようにしじみが入っていながらも、違う料理の味を楽しむことができるという点が、しじみを洋食へ活用する最大のメリットといえます。

カロリーを考慮しておこう

しじみの洋食への活用はとても魅力的かつ効果的ですが、注意点もあります。
それは、カロリーを考慮しなくてはならないという点です。
従来の方法である味噌汁として摂取し続ける場合は、確かに飽きが来やすいのが問題として挙げられます。
しかし、味噌汁はカロリーが1杯あたり30~40カロリー程度と低く、肥満の心配はほぼありません。
一方で洋食であれば、料理ごとに異なるとはいえ明らかに味噌汁よりも摂取カロリーは高くなります。
ダイエット中の方であれば、健康目的でせっかくしじみを摂取していても、味を楽しむべく洋食ばかりになっては肥満へのリスクが高まって意味がなくなりかねません。
なので、しじみの洋食での摂取は毎日ではなく1日おきに抑え、洋食として摂らない日は味噌汁やサプリメントにするといった工夫が必要といえます。
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