国内のしじみの産地

しじみは日本国内では様々なところに生息しています。
なので、産地もさまざまです。
あまり違いがわかる方は少なく、気にせず食べている場合が大半でしょう。
では、どういった特徴や違いがあるのでしょうか。
今回は、しじみの産地についての詳細をご紹介します。

国内のしじみの産地は?

北から南まで捕れる

しじみはごく一部の地域にしかいないというわけではなく、北は北海道、南は四国にまで分布しています。
細かくご紹介すると、北海道、東北、関東、近畿、四国です。
実際には、これらは比較的多く捕ることができる「名産地」といえる地域で、実際にはさらに幅広く分布しています。

産地ごとに違いがある

しじみとひとくちに言っても、それぞれ産地ごとに違いがあります。
なので、好みごとに産地を選ぶことができます。

味が違う

産地ごとに違う点は、味です。
味の濃さが違い、淡水の中で長時間育ったしじみは味が薄くさっぱりした味になりやすいです。
一方で、海水の中で長時間育ったしじみはうまみ成分が凝縮されるため濃い味になりやすいという傾向があります。
実際には淡水と海水が混ざり合った中で育つ場合がほとんどですが、場所によってどちらかの方が多く含まれていたり、長時間その中にいます。
なので、味の濃さが異なってきます。

どんな産地が特徴的な味か

. 味の違いはさまざまですが、例を挙げると青森県の小田原湖と、島根県の宍道湖があります。
どちらも有名なしじみの産地で、前者は海水があまり入らないため味が薄くなっています。
逆に後者は、海水が潮の満ち引きで頻繁に入ってくるため、先述のようにうまみ成分が凝縮されるため味が濃くなっています。
このようにしじみが育つ環境によって、大幅に異なるのです。

好みによって選ぶと良い

味の違いが産地によって異なるしじみですが、逆に言えばその傾向を利用して自身の好みのしじみを選ぶことができます。
濃い味が好きなら宍道湖産をはじめとしたしじみを選べば良いですし、薄い味が好きなら小田原湖産をはじめとするしじみを選ぶと良いでしょう。
また、作る料理の味の濃さによって合わせるのも、バランスの良い味に仕上げるにはおすすめといえます。
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