冷凍しじみのメリット

一般的に入手できるしじみは、その多くが生や水分を含んだ状態なので、劣化や腐敗防止のために砂抜きをして冷凍保存する必要があります。
これが手間になってしじみの摂取を敬遠してしまう方も少なくないでしょう。
しかし、すでに冷凍状態で販売されているしじみがあります。
今回は、そんな冷凍しじみのメリットについてご紹介します。

冷凍しじみのメリット

そもそも冷凍しじみとは

冷凍しじみは、その名の通りしじみを冷凍してパッケージ化したものです。
業務用のものが多く、少なくても500グラムあり、1キロから2キロのものが一般的です。
業務用の商品を中心に取り扱っているところであれば売られていることがありますが、ごく普通のスーパーでは必ず手に入るとはいえないので、通販での購入が最も手軽といえるでしょう。
通販では大手通販サイトでたくさんの種類のものが販売されているので、選択の幅が広くなっています。

手間を省くことができる

しじみを生で購入すると、避けて通ることができないのが砂抜きと保存です。
砂抜きは砂を食べてしまわないようにする作業で、保存は劣化を防ぐために必要となります。
冷凍しじみも劣化を防ぐために冷蔵庫への保存が必要ですが、砂抜きの手間を省くことができます。
多くのメーカーが砂抜きをしたうえで商品化しているためにいえることですが、100%どの商品もされているわけではありません。
なので、商品名の欄や商品説明欄に「砂抜き」もしくは「砂はき」をしたと書かれているかどうかを確認しておきましょう。

オルニチンが豊富に摂取できる

あまり知られていないメリットとして、オルニチンを豊富に摂取できるという点があります。
しじみは冷凍保存をすると、オルニチンが8倍にまで増加します。
元々しじみ100グラムあたりには10ミリグラム程度含まれているので、冷凍すると80ミリグラムにまで増加するというわけです。
オルニチンはアンモニアの代謝促進による肝臓の健康維持効果があります。
肝臓の機能が低下すると、毒素であるアンモニアの排出がうまくできなくなるので疲れやすくなるといった健康維持の阻害につながる結果となります。
このことからオルニチンの摂取は、アンモニアの排出をしっかり行うはたらきにより肝臓機能を改善し、疲れやすさをも改善してくれるのです。

手間の面も効果も魅力的

今回ご紹介したように、冷凍しじみは砂抜きなどの億劫な作業が不要で、かつ健康への効果も普通のしじみよりも大きくなっています。
なので、積極的に冷凍しじみを食べるようにするのがおすすめです。
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